ゲーマー英語のスラング・略語辞典30選(VC・チャット編)| gg, afk, lol, OPの意味は?

オンラインゲームで外国人プレイヤーと遊んでいると、チャットに「gg」「afk」「lol」といった謎の略語が飛び交いますよね。何となくニュアンスは分かるけれど、正確な意味や使うタイミングが分からず、返信に困った経験はありませんか?

実は、これらのゲーマー英語は世界共通の「ゲーム言語」として定着しており、覚えておくことで国際的なゲームコミュニティでのコミュニケーションがスムーズになります。さらに、英語学習の観点からも、実際に使われている生きた表現に触れられる貴重な機会です。

この記事では、VCやチャットで頻繁に使われるゲーマー英語のスラング・略語を30個厳選し、意味・使い方・実例をわかりやすく解説します。

要点のまとめ:ゲーマー英語を理解する3つのカテゴリー

ゲーマー英語は大きく3つのカテゴリーに分類できます:

1. 感情表現系(gg, lol, wpなど)
ゲームの感想や感情を素早く伝えるための略語です。試合後の挨拶や、面白い場面での反応に使われます。

2. 状況報告系(afk, brb, dcなど)
自分の状態やこれからの行動を仲間に知らせるための略語です。チームプレイでは特に重要になります。

3. 戦術・評価系(OP, nerf, buffなど)
ゲームバランスやキャラクター性能について語るときの専門用語です。ゲーム考察や議論で頻出します。

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感情表現系スラング10選:勝敗や感情を伝える

1. gg(Good Game)

意味:良い試合だった、お疲れ様
使用例:試合終了後に「gg everyone」(みんなお疲れ様)
補足:ゲーマー界で最も基本的な挨拶。勝っても負けても使える礼儀正しい表現です。

2. wp(Well Played)

意味:上手いプレイだった
使用例:味方が素晴らしいプレイをした後に「wp!」
補足:ggと組み合わせて「gg wp」とすることも多く、より丁寧な印象になります。

3. lol(Laugh Out Loud)

意味:大笑い、(笑)
使用例:面白いミスを見たときに「lol that was funny」
補足:ゲーム外でも広く使われるネットスラング。日本語の「www」に相当します。

4. ez(Easy)

意味:簡単だった、楽勝
使用例:「that boss was ez」(あのボスは楽だった)
補足:相手に向かって使うと煽りになるため注意。自チーム内での使用に留めましょう。

5. rekt(Wrecked)

意味:完全にやられた、ボコボコにされた
使用例:「we got rekt」(完敗した)
補足:wreckedのスラング表記。自虐的なユーモアとして使われることが多いです。

6. clutch

意味:決定的な活躍、土壇場での逆転
使用例:「nice clutch!」(すごい逆転だった!)
補足:絶体絶命の状況から勝利を掴んだときに使う称賛の言葉です。

7. toxic

意味:迷惑な、有害な(プレイヤー)
使用例:「that player is so toxic」(あのプレイヤーは迷惑だ)
補足:暴言を吐いたり、わざと味方の邪魔をするプレイヤーを指します。

8. salty

意味:不機嫌な、負けて怒っている
使用例:「don’t be salty」(怒らないで)
補足:負けたことに対して感情的になっている状態を表します。

9. tilted

意味:冷静さを失っている、精神的に不安定
使用例:「I’m tilted, need a break」(集中できないから休憩する)
補足:連敗などで精神的に追い詰められている状態です。

10. hype

意味:興奮している、盛り上がっている
使用例:「I’m so hyped for this match!」(この試合めっちゃ楽しみ!)
補足:ポジティブな興奮や期待を表現する際に使います。

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状況報告系スラング10選:行動を伝える

11. afk(Away From Keyboard)

意味:離席中、席を外します
使用例:「afk 5 mins」(5分離席します)
補足:チーム戦では必ず伝えるべき重要な情報です。

12. brb(Be Right Back)

意味:すぐ戻ります
使用例:「brb, bathroom」(トイレ行ってすぐ戻る)
補足:afkより短時間の離席を示唆します。

13. dc(Disconnected)

意味:切断された、接続が切れた
使用例:「sorry, I dc’d」(ごめん、回線切れた)
補足:意図しない切断を説明するときに使います。

14. lag

意味:遅延、ラグい
使用例:「I’m lagging so bad」(めっちゃラグい)
補足:動詞としても名詞としても使える便利な単語です。

15. rdy(Ready)

意味:準備OK
使用例:「rdy?」(準備いい?)
補足:試合開始前の確認でよく使われます。

16. gtg(Got To Go)

意味:もう行かなきゃ、落ちるね
使用例:「gtg, dinner time」(ご飯だから落ちるね)
補足:礼儀正しく退出を伝える表現です。

17. imo(In My Opinion)

意味:私の意見では
使用例:「imo, this weapon is better」(私的にはこの武器が良い)
補足:自分の主観的な意見を述べるときに使います。

18. omw(On My Way)

意味:今向かっている
使用例:「omw to help」(助けに向かってる)
補足:チームメイトに自分の移動を知らせる重要な情報です。

19. respawn

意味:リスポーン、復活
使用例:「wait for me to respawn」(復活するまで待って)
補足:ゲーム特有の用語ですが、広く一般化しています。

20. carry

意味:チームを勝利に導く、引っ張る
使用例:「thanks for carrying us」(引っ張ってくれてありがとう)
補足:一人の活躍でチームが勝利したときに使う表現です。

戦術・評価系スラング10選:ゲーム分析に使う

21. OP(Overpowered)

意味:強すぎる、バランスブレイカー
使用例:「this character is OP」(このキャラ強すぎ)
補足:ゲームバランス議論で最頻出の用語です。

22. nerf

意味:弱体化、能力を下げること
使用例:「they need to nerf this weapon」(この武器は弱体化が必要)
補足:おもちゃのNerfブランドが語源で、「柔らかくする」という意味から派生しました。

23. buff

意味:強化、能力を上げること
使用例:「this character needs a buff」(このキャラは強化が必要)
補足:nerfの対義語です。

24. meta

意味:現環境での最適戦略、主流
使用例:「what’s the current meta?」(今の環境では何が強い?)
補足:「most effective tactics available」の略とも言われます。

25. noob / newbie

意味:初心者、新参者
使用例:「I’m a noob, please help」(初心者なので教えてください)
補足:noobは時に侮蔑的に使われるため、自称する場合はnewbieの方が無難です。

26. tryhard

意味:必死にプレイする人、ガチ勢
使用例:「stop being a tryhard」(そんなに必死にならないで)
補足:文脈によって褒め言葉にも批判にもなります。

27. camp / camper

意味:一箇所に留まって待ち伏せする(人)
使用例:「there’s a camper in that building」(あのビルに待ち伏せしてる奴がいる)
補足:FPSゲームでよく使われる戦術用語です。

28. rush

意味:速攻、急襲
使用例:「let’s rush B」(B地点に速攻しよう)
補足:攻撃的な戦術を提案するときに使います。

29. cheese / cheesy

意味:ずるい戦術、楽な方法
使用例:「that’s such a cheesy strategy」(それはずるい戦術だ)
補足:合法だが卑怯に感じられる戦術を指します。

30. gg ez (gg easy)

意味:楽勝だった
使用例:試合後に「gg ez」
補足:注意:相手への煽りとなるため、使用は避けるべき表現です。マナー違反として通報対象になる場合もあります。

参考:Urban Dictionary(スラング辞典)

実践:ゲーム別スラング使用頻度ガイド

ゲームジャンルによって使われるスラングの傾向が異なります。

FPS(Apex Legends、Valorantなど):
rush、camp、clutch、OP、nerfが頻出。戦術的なコミュニケーションが中心です。

MOBA(League of Legends、Dota 2など):
meta、buff、nerf、carry、OPが頻出。ゲームバランス議論が活発です。

MMO(FF14、WoWなど):
afk、brb、gtg、lolが頻出。長時間プレイのため、状況報告系が重要です。

バトルロイヤル(Fortnite、PUBGなど):
gg、loot、rush、campが頻出。素早いコミュニケーションが求められます。

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よくある質問

Q1: スラングを間違って使ったら笑われますか?

心配いりません。オンラインゲームのコミュニティは意外と寛容です。特に「noob」「learning」などと自己紹介しておけば、親切に教えてくれるプレイヤーも多いです。間違いを恐れずに使ってみることが、上達への近道です。むしろ、何も言わない方が誤解を生むこともあります。

Q2: VCで英語を話すのが怖いです。テキストチャットだけでも大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。多くのゲームではテキストチャットだけでも十分コミュニケーションが取れます。まずはこの記事で紹介したスラングをテキストで使うことから始めて、慣れてきたらVCに挑戦するのが良いでしょう。ピンシステムやクイックチャット機能を活用するのも有効な手段です。

Q3: これらのスラングは教科書的な英語学習にも役立ちますか?

直接的には役立ちませんが、言語の実用性を体感できるという意味で非常に価値があります。略語の成り立ちを理解することで英単語の理解が深まりますし、実際にコミュニケーションで使える表現を学べます。フォーマルな英語とインフォーマルな英語、両方を理解することが真の英語力につながります。

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まとめ:ゲーマー英語で世界とつながる

ゲーマー英語のスラング・略語を習得することで得られる3つのメリットを再確認しましょう:

1. 国際的なコミュニティで円滑にコミュニケーションが取れる
「gg」「wp」といった基本的な挨拶から、「afk」「brb」などの状況報告まで、これらのスラングは世界共通言語です。覚えることで、言語の壁を越えて仲間と協力できます。

2. 生きた英語表現に触れることができる
教科書には載っていない、実際に使われている英語を学べます。略語の成り立ちを理解することで、英語の語感も自然に身につきます。

3. ゲームがさらに楽しくなる
意味を理解することで、チャットの流れに参加でき、ゲーム体験が何倍も豊かになります。笑いや興奮を共有できる喜びは格別です。

まずは「gg」「lol」「afk」の3つから使い始めてみましょう。小さな一歩が、グローバルなゲーマーとしての大きな飛躍につながります。

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